牧師室だより(2016年5月)

5月を迎えました。新緑が美しい、気持ちの良い季節となりました。しばらくすれば、あっと言う間に、また暑い夏が来るのでしょう。

 

今月15日はペンテコステ(聖霊降臨祭)の礼拝です。主イエスが天に昇られた後、人々は主イエスの命令に従い、聖霊を求めて祈り続けました。そして五旬祭(ペンテコステ)というユダヤのお祭りの日に、聖霊は約束通り、弟子たちにが与えられました。教会の歩みが始まったのは、このときからです。それ以降も、教会は聖霊を祈り求め続けてきました。なぜなら、キリストについての聖霊の証しがなければ、私たち自身の証はむなしいものだからです。ですから、ペンテコステの礼拝を喜び祝うことを通して、改めて聖霊を祈り求め続けることの意味を確認しましょう。聖霊によって結ばれる実によって(ガラテヤ5章22−23節)、私たちの人生は、福音の美しさを反映するものへと変えられていくのですから。